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新築における外壁の仕上げについて

注文住宅における外壁の仕上げについて。
カルクウォークは下地はモルタルでその上に薄塗する仕上げですが、下地にモルタルを使う場合は構造材が呼吸出来るように外壁通気工法をお勧めします。
また、壁面に剛性が必要ですが熱変化などで物理的に割れが生じる事を意識して
誘発目地を付けて置く事をお勧めします。

地震の力もそうですが日常は風の力も大きいです。

目地を付けないとスタイリッシュでカッコ好くなりますけど、割れが自由に入った壁は可哀想に見えます。
その点サイディングは、熱変化や構造の動きに追従するのでメンテナンスは上記に比べて楽だと思いますが、
下地はやはり外壁通気工法をお勧めします。

簡単に言うと外壁と内壁の間に通気層を設けて結露や雨漏りを防ぐ工法です。

個人的には塗り壁の風合いが好きですけど、メンテナンスを考えたらサイディングが楽かと思います。
(サイディングにはピンキリありますからその辺はしっかり調べる事をお勧めします)
また、下地モルタル施工には、しっかりとオープンタイムを取ることをお勧めします。